2010年3月12日金曜日

ニュースで知り得る事

今朝、Yahooのニュース欄に「いま、そこにある危機」という映画のタイトルになぞらえて国債に関する記事が長文で書かれていた。(同志社大教授)、一方NHKも同じく国債のニュースを流した。同じテーマを扱う二つの媒体に同刻に接した訳だが、受けた私の印象は全く違っていた。

国債の危機は先日、このブログでも取り上げた。今朝の同志社大の浜教授のご意見に頷くばかりであった。NHKのニュース報道は国営放送故に何か制限があるのだろう。しかし報道の役目とはなんだろうかを考えさせられてしまった。報道は、もし迫りくる危険があるのならば、例えそれが予測の段階であってもその危険性をきちんと知らせるべきではないか。現実に起きるかどうかは別の問題である。・・・と思う。

「先ほどの地震はマグニチュード8.0の巨大地震でした。」と事後に報道されても、その予測を知らなかったために命を落とした方の耳には届かないのである。総務省とは独立して報道の役目をもっと突っ込んで議論する必要があるのではないか。

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