現場で工事監理の検査している際に立派な基礎だなと感心したことが今でも印象として残っている
構造設計者は当時JSCA(日本建築構造技術者協会)の副代表をされていた方だった
姉歯事件の対応業務による激務が影響したのか、その後お若くして亡くなられた 残念である
20年くらい前に設計を行ったRC構造の住宅である
住宅は近くにあるので時々クライアントにばったりとお会いする時もある
いつも快適に過ごしていると言われ感謝されるとやはり嬉しい気持ちになる
「快適に住む空間」はその時の設計のテーマであった
特に南国の夏は過酷だ 夏に涼しい家にしようというのはいつも念頭にあった
今回、この住宅を改めて3Dデータとしても残しておこうと作業に取り掛かった
この仕事は数年前に行った校舎の全体再生計画のうちの一つである外壁改修工事のものである その改修工事予算を確定するための塗装面積を算出するもので、当時の作業は2D図面とExcelとを用いて塗装面積算出を行った
その方法に比べて今回の試みの異なる点は改修塗装膜を3Dで組み立てたことである 1階から屋上までの各階の外壁、柱、庇、建具などに分類した各々のオブジェクトを作成してそれに番号とレコードとを持たせ、その両者をデータ上で関連づけたことが最大の違いと言えよう その方法を用いることでオブジェクト側と計算側との関連性が視認できるようにもなり計算ミスを防ぐことにもつながる また未算入箇所の確認もやり易くなった
未算入箇所があれば、先ず画像によって直感的に確認できる 逆に不要なオブジェクトの重なりなどによって生じる2重算入リスクについてはプログラム上でその処理を行うこともできるが念の為に番号をつけることで更にそれを回避できるようにした
計算結果は右表のようにデータベース上に検索条件を指定することでオブジェクトから自動的に拾い出してくれる