数年前に改修設計を行なった中学校校舎の一部をその時の資料を元に3Dモデル化したものである 実際の建物はこの5倍くらいはある大きな校舎であった 今回はその時の資料を元に構造フレームだけを3D化することを試みてみた
建築業界の環境は今また大きく変わろうとしている 最初の変革は40年ほど前に紙に描いていた図面をCADに置き換えたことである CADは紙と同様に2Dで描いたデータをパソコン上に保存されるものに過ぎなかった 2番目の変革が現在、移行しつつあるBIM化である そしてBIMの前提となる考え方を簡単に説明すると部材の3D化が一つ目、あとその構成部材の各々にレコード情報を持たせることの二つから成る
これまでの2D図面では図面は図面 数量は数量と作業が分担されていた しかしこれからは描かれる部材の一つ一つに情報を持たせることでそのデータが図面と数量やその他の情報との相互に関連づけられていくことになる このことによって図面が完成すると同時に数量やその他も完成する オブジェクトの大きさや種類を変更すると数量や種類も同時に変更されるというわけである (2D図形でもレコードとの関連性を持たせることは可能である)
この概念がBIM(Building Information Modeling)と言われるものであり、図面と数量との関係だけに止まらずに建築 設備 構造を一体で捉えていくことにもつながってくる BIMへの移行はもう間近で国交省も4、5年後には運用を始めると準備を進めているようだ


