2010年5月11日火曜日

ダッチオーブンでアップルパイ

アップルパイを初めて焼いてみました。手造りパンに較べて意外と簡単にできるものだなという印象です。出来栄えは初めてにしてはまぁまぁといったところです。難点はお店においてあるものに較べて生地にサクサク感が足りないといったところでしょうか。それ以外は少しひいきめのようですが満足のいく仕上がりでなかなか美味でした。

職人さんが造ったパイのように薄い生地が幾重にもなり、心地よい食感はどのようにしたらいいのか今のところ全くわからないというのが正直なところですが、これから試行錯誤を重ねていくつもりです。これでアップルパイを私のダッチオーブン料理のひとつに加えることにします。

ダッチオーブンを使っているものの家庭のキッチンで造っていますので、蓋の上に炭を載せたりすることができません。そこで焼き色をつけるために図のようにちょっとした工夫をしてみましたのでそれを紹介します。

通常は上の図のようになりますが、この場合は蓋の上に炭を置かないと焼き色がつきません。その解決策として下の図のようにすき焼き鍋を空焼きしてオーブン蓋と交換しました。アップルパイは35分ほどの時間を掛けて焼きますが、最後の10分くらいのところですき焼き鍋と交換しました。

以下は想像ですが、最初からすき焼き鍋を使用すると空焼きは不要なのかもしれません。その理由は内部容積が小さくなり、金属の熱反射効果が増し、35分程で焼き色がつくのではないかと思うからです。次回はそのことを試してみたいと思います。

因みにこれまでにアップルパイを食べて一番美味しいと思ったのは代官山ヒルサイドテラス3の一画にある小さなお店で買ったものでした。もう何年にもなるのに未だに脳裏に残っています。あのようなアップルパイが自分でも出来たら嬉しいな。