2026年9月1日火曜日

3D


 数年前に改修設計を行なった中学校校舎の一部をその時の資料を元に3Dモデル化したものである 実際の建物はこの5倍くらいある大きな校舎であった 今回はその時の資料を元に構造フレームだけを3D化することを試してみた

建築業界の環境は今また大きく変わろうとしている 最初の変革は40年ほど前に紙に描いていた図面をCADに置き換えたことである CADは紙と同様に2Dで描いたデータをパソコン上に保存されるものに過ぎなかった 2番目の変革が現在、移行しつつあるBIM化である そしてBIMの前提となる考え方が部材の3D化と全体構成する部材各々がレコード情報を持つことである

これまでの2D図面では図面は図面 数量は数量と作業の分担がほとんどだった しかしこれからは描かれる部材の一つ一つが情報を持つことでそのデータが相互に関連づけられていくことになる このことによって図面が完成すると同時に積算元資料も出来上がる オブジェクトを変更すると数量も同時に変更されるというわけである (2D図形でもレコードとの関連は可能である)

この概念がBIMと言われるものであり建築 設備 構造を一体で捉えていく BIMへの移行は間近で4、5年後には各行政区で実際に運用されていく動きが見られる