2010年3月11日木曜日

日照雨

昨日は3月になって10日も経とうというのに、私の故郷でいう「日照雨=そばえ」となった。日照雨というのは長い前線を伴った大きな低気圧が通過する際に突風が吹いたり、雨などが急に降り出したりするのをそう呼ぶのだが、上述のように時期との関係でその言葉を捉えていたのは私の長い間の思い違いだった事が最近になってわかった。

一般的には初夏から梅雨時期によく発生する日照り雨のことを指すのだが、私の故郷では特に冬の前線通過の時に良くそう呼ばれていた記憶があるので、そこで育った私には日照り雨と「そばえ」では全く違ったものとしてインプットされてしまっていた。私にとっての「日照雨」は真冬のものだった。

先日、母に会った時に私の疑問を問うてみた。母が言うにはそばえと言うのは日照り雨の事だと。夏でも冬でも「日照雨」は「日照雨」だと当たり前のように言われてしまった。小さい頃から私なりに勝手に解釈をしていた事になる。50余年もの間。・・・さてと春かな。

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