2010年3月7日日曜日

ギリシャ問題

放漫財政の挙句のギリシャを始めとした南欧諸国の危機に救済の手を差し延べるには、EUの中でも特にドイツ国民から根強い反対があるみたいだ。同じラテン系のフランス人はそうでもないが、ゲルマン系のドイツ国民は勤勉な民族であるため、今回の事態の原因を南欧の能天気で陽気な性格がもたらしたとして、自分たちがその犠牲になるのをいやがるのだろう。わかるなその気持ち。

しかしEU連合としてはこれからと言う時だから捨ててはおけない問題である。だから政府系金融から民間金融にシフトさせ間接的な手を打ちながら税金投入ではない形をとる。やはり裏技を使うんだなぁー。政治は。

前回にも触れたがこのことがきっかけになり、EU連合は結束が強まると言われている。また同時に「南欧方面が火事だゾォー」と騒ぎを大きくした国がある。実はそちらの火事の方が深刻だったりもする。

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