2020年7月14日火曜日

ミノムシの遺伝子

ミノムシの種類は世界には相当な数がある
成虫になると羽が生えたり、足が出てきたりして蛾になったり陽炎などになったりする。 ただ成虫になってもworm状態のままの奴もいる。

日本ではミノムシの家は木の葉や皮などが使われているのをよく見かけるが中には小さな石なども使われるそうだ。
木造だったり 石造だったり 混構造だったりするわけだ。

このミノムシの家づくり遺伝子が後にカタツムリの外殻形成へと繋がる。海老やカニなどの甲殻形成もこれと関連がある。(陸と海 どっちが先か)
そして更にはこのシェルター遺伝子がやがてもう少し高度な動物体内の有機体組織づくりや神経システムへの道へと進化していく。

因みにカタツムリに寄生した虫(worm)はカタツムリの体内に住み、頭部あたりから自らの体を外部に出して捕食する。それはカタツムリの触手に比べて相当に大きくグロテスクな光景だ。その寄生虫がカタツムリの殻を作る遺伝子にも影響を及ぼし、カタツムリの生態を操作する まるで一つの生物の振る舞いであるかのように。
多細胞生物はこのようにして単細胞生物の時代からMアンドAを繰り返されながら進化してきたのだろう。



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