2025年8月8日金曜日

夜明けの水晶岳

 

朝4時に起きて水晶小屋の周りが白み始めるまで待ってから水晶岳に向かう
白み始めるまで待ったのは熊との出会いを避けるためだ
小屋から水晶岳までは40分のコースタイムだがちょうどその時間で行けた 朝のうちは調子が良い
水晶岳2986m 今回の目的地であり折り返しポイントでもある

水晶岳を通り過ぎると赤牛岳に向かう そして読売新道を通り黒部ダム最深部にある奥黒部ヒュッテに向かうコースがあるが、このコースは余程の体力自信と健脚が要求されるコースだ

遠くの朝靄に霞むのが槍ヶ岳と穂高連峰(左)と笠ヶ岳(右)だ
中央の高い山が鷲羽岳 その右の山脈が三俣蓮華岳から双六岳そして西釜尾根へと続き槍ヶ岳へ到達する 今立っている場所から槍ヶ岳へそして穂高連峰へと登山コースは続く


反対側の日本海側を望むと手前の水晶岳北峰から赤牛岳へ向かうルートが見える
ずっと遠くに霞んで見えるのが立山連峰で高い山がおそらく雄山だろう

水晶岳からの下山途中に谷に向かう急峻な斜面を撮ったつもりだが写真では急峻さは伝わってこない このような登山道で足を外したらひとたまりもない

イブキジャコウソウという花だろうか

これから小屋へ帰り朝食を済ませザックを背負い帰路につく
槍ヶ岳 鷲羽岳 良い眺め

小屋を後にする前にテラスから望む裏銀座コースの野口五郎岳方面に別れの挨拶をする

水晶岳を望む最後のシーン 2023年に雲の平山荘を後にした早朝に振り返り見上げた時に見えた朝陽に浮かび上がったシルエットが今見えている稜線である

昨日に弁当を食ったのは写真中央のコル辺り
そこに出没した熊に出会すこともなかったことに感謝の意
今日はここから岩苔乗越へ降り、そこから祖父岳に向かう

祖父岳に向かう際にザックをデポしようかと思ったがそのまま祖父岳を反対側へおり、前回たどったコースに合流し、そこから黒部源流に下り三俣山荘へ向かうコースに決めた
時間はたっぷりとある 天気も良い ゆっくりと行こう










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