水晶小屋を出発をして祖父岳に向かう途中
左端の山が鷲羽岳、右端が祖父岳、真ん中がワリモ北岳
手前の窪んだところが昨日弁当を食べたところ
これからワリモ北をトラバースした後、岩苔乗越に降る
昨日 熊が出没した辺りに雷鳥の親子が遊んでいた 親鳥の手前に雛鳥が2羽
熊なら緊張が走るがこういう光景は疲れを癒してくれるので歓迎だ
ミヤマダイコンソウの花だと思う 足を止めてくれる
正面の山が三俣蓮華岳 左に途切れているのが鷲羽岳 右に途切れているのが祖父岳
左手前から鷲羽岳と祖父岳とからなる沢が黒部源流である
鷲羽岳と三俣蓮華岳とのコルに三俣山荘が小さく見える 今晩の宿だ
これから祖父岳登頂の後、そのまま反対方向へ降り雪渓が見える辺りを下り黒部源流に降りるつもりだ
小さく残っている雪渓が消えた後、新しいチングルマが花を咲かせる
秋までに花を咲かせることができるのだろうか
その手前が明日の帰り道である三俣蓮華岳から双六岳に至る稜線 明日はこの稜線を歩く
後ろに槍ヶ岳そして笠ヶ岳が見える
祖父岳頂上は平たい台地となっており、北アルプスの山々が360度のパノラマで楽しめる
2023年は右端の更に右にある太郎平小屋から北ノ俣岳を経由して正面の黒部五郎岳、そして左端のコルにある黒部五郎小屋まで1日で走破した その時は小屋にたどり着く前からもうヘトヘトになっていた
ヘトヘトの原因はシャリバテだったと思う 弁当を作ってもらわず携行した食料を食うつもりだったのだが小屋到着時間を気にしてそれを食わずに歩きながらお菓子を食べただけだった そのことが原因で夕方近くになるともう体を動かすことができなくなるほどだった
今回はその時の教訓があったので食糧補給には気を遣った
祖父岳は2825mの山 登りやすく眺望がよく 自然が豊かだ
ちょうど分岐のところでカルフォルニアからきた若い女性に会った
彼女はジャーナリストのようであった 雲の平山荘に2週間滞在して登山者へのインタビューを続けていると言っていた 登山と環境についてインタビューをしたいと申し入れがあり、時間はあったので引き受けた 30分ほどだった インタビュー内容は何かに載せると言っていたが雑誌なのかネットなのかはわからなかった
彼女と握手をして別れ、しばらく歩いていると先ほど降りてきた祖父岳の斜面にチングルマの花畑が現れた
ここから急な下り坂が始まる 2023年の際には登りだった 辛かった記憶はまだ残っている
黒部源流 幸いに濡れずに渡渉ができた
2023年の時も水嵩はこの程度だったと思う
この谷から20mくらい高いところの登山道に熊の糞があった 成獣のものだったが今日のものではなかった この後どこだかは忘れたが子熊の糞も見た それは新しくその日のものであった
ここで昼飯を食う 13時くらいだったかな
今日の山行は終了
ビールを飲みたいが飲むと寝てしまう 寝ると夜が眠れない コーラでガマン
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