2025年8月3日日曜日

7月28日鷲羽岳

 
朝4時 双六小屋からの朝焼け 北アルプス表銀座 大天井岳方面の景色
昨夜の雨は止んだ 今日の天気は良さそうだ
これから朝食を済ませてから5時には小屋を後にする

小屋から双六岳へ登る峰の斜面を20分ほど登ると分岐点を示す道標がある
双六岳へのルート それを回避して三俣蓮華岳に至る中道コース そしてその両方を回避する巻道コースとがある
行きは巻道を選択する 帰りに三俣蓮華岳から双六岳に至る尾根筋をとるつもりだ

鷲羽岳が近くに見えてきた その左奥に今日の目的地である水晶小屋のある水晶岳も見えてきた
手前のコルに三俣山荘があるが写真では見えていない


チングルマの花が朝日を浴びている (写真上)
この花が今咲いているということはこのエリアが他よりも雪解けが遅れたということだ

逆に綿毛になっている場所は他より早い時期に雪解けが始まったところである(写真下)
チングルマは花を咲かせた後綿毛に変る 小さなエリアの中でも花が咲いているところと綿毛になっているところとが混在する それはその場所の雪解け時期に直接関係している

2023年に登った三俣蓮華岳が近づいてきた
今立っている場所は三俣蓮華岳へ至る巻道ルートの途中である 綺麗な景色が続いている 道は多少のアップダウンはあるものの然程の高低差はない この辺りで朝7時くらいだ 8時過ぎには三俣山荘へ到着できるだろう
ここは巻道ルートの終点 三俣蓮華岳へ登る分岐点でもある 先ほどの三つのルートが合流するポイントである
前回の登山ルートとの接点になる 2年ぶりにここへ来た
三俣蓮華岳へは帰りのルートにするつもりなので帰りはこの稜線を歩いて双六岳に向かうことになる
今日のところは先ずはここから三俣山荘まで下ることにする



ここは鷲羽岳9合目 この辺りから池が見えてくる
ここから頂上までは岩場ルートで足と手を使って登ることになるが難しいルートではない
しかし登山ルートには一歩足を踏み外せば急峻な谷底へまっしぐらのポイントは至る所に潜んでいる 油断やよそ見をして歩くと痛い目にあうことになる

鷲羽岳登頂 標高2,924m am10:30着
ガスが出てきたが雨になることは先ずないだろう
湯俣の谷から吹き上げてくる冷たい風が心地良い
さてここからワリモ岳の稜線を上り下りを繰り返し岩苔乗越まで下ることになる
弁当はどこで食おうか



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