鷲羽岳山頂からこれより進むことになる水晶岳を望む 水晶岳頂上に登るのは今日は体力的に無理だろう 明日早朝がよかろう
右端の高い山が水晶岳 遠くの正面に見えるのは薬師岳 相変わらず堂々とした山容だ 人間もこうありたいものだ
中間の左側の山で雪渓が見えるのが祖父岳 ここは前回では体力的に断念した山なので今回は登ってみたい 前回とは山の反対側からのアプローチとなるがそれは明日帰りのコースとなる 今日は行かない
遠くから見ると少し登りにくい山かなという印象を受けたが実際はそうでもなかった
ワリモ北分岐を左に降りると岩苔乗越 そしてその近くに高天原へ降りていくルートがある
中央の高い山が水晶岳であり、小屋はその二つ手前のなだらかな隆起の稜線沿いにある そこが今日の目的地だ
とても綺麗な景色が続いている
そこから右へルートを取ると真砂岳 野口五郎岳 烏帽子岳と繋がる 頂上の白い頂が野口五郎岳である 少し荒々しいルート印象を受ける
雪渓が残っている山が祖父岳である 写真を撮っている位置から降りて祖父岳とのコルになっているところが岩苔乗越となる ここは鷲羽岳方面、祖父岳及び雲の平方面、黒部源流方面そして水晶小屋方面への分岐点となる要所である ただしワリモ北からは岩苔乗越まで降りずともそのまま水晶岳に続いているので降りずにこのまま歩を進めることにする
この辺りで弁当にしたいが今はまだ急斜面をトラバースしている最中だ 弁当を食っている時に地震の揺れがあれば大きな岩が上から降ってきそうな場所だ もう少し落ち着いた場所まで歩こう(後で小屋で聞いた話では弁当を食った場所はこの日クマが目撃された場所であることを知った 山には落ち着ける場所などないということだ)
小屋には野口五郎岳方面へ向かってテラスが設えてある
この小屋は稜線上に位置し、台風の時は風速70m/sの風が吹いてくるそうだ
この小屋は過去に完成間近に2度その風にやられ2回とも全崩壊している
今の小屋は3度目の建築だそうだ
稜線沿いにあるため湧水が出てこない 水は全て雨水を溜めて濾過している
登山中に飲む水は沸かさずに飲むのでできれば濾過水は敬遠したい
明日は三俣山荘で補給できるので足りない分の500mlのペットボトルを1本だけ買ったら500円だった
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