2020年8月4日火曜日

コンピュータゲーム

下記youtubeアドレスで見られるのは2014年にリリースされたAIによるゲームだ(by google)
通常のゲームソフトと違う点はただのコンピュータではなくAIであるということ そしてゲームアプリは一切プログラムされておらず、AIの頭脳は最初は白紙状態であることだ。

ゲームのルールもボールもラケットもレンガ壁も知らされていないし、全ての機能や使い方までAIは最初から知らされていない。
しかしゲームが終了した後で行なったゲームをレヴューして自分自身で学習するようにプログラムされている。

壁にボールを打ち込むスマッシュのような要領でレンガの壁を如何に早く壊すことができるかによって得点が加算されるようになっている(このこともAIはあとで自己学習する)

画面の上方にレンガの壁がある。手前の方からボールを打ち込んでレンガ壁を壊していく。

最初の画面は10分間だけ練習した状態だ 次の画面は120分間練習のあとの状態 最後の画面は240分間練習したあとだ。
最後の画面でレンガの一部を打ち破って狭いスペースに入り込んでドリブルを速くして次々とレンガ壁を壊していくシーンがある。この戦略はゲーム開発者も知らなかったことでAIが自己学習し戦略を練った結果だ。

人もそうだがAIも自己学習を繰り返し繰り返し行う。実はこのことが何億年も続いた遺伝子進化のプロセスでもある。人と同じようにAIもニューロンネットワークを構築している。物質は違うが仕組みは同じだ(人の頭脳は脳細胞のシナプスという端末からニューロンという液状の物質を出し隣のシナプスにつながる、それが連鎖することで情報を伝達する)

このAIはDeepMindという名称だが、DeepMindは2年後の2016年には世界囲碁トッププレイヤー20人を全て負けなしで戦っている。

https://www.youtube.com/watch?v=V1eYniJ0Rnk&t=6s

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