2012年2月10日金曜日

出発点が違う

今の財政を健全な状態にするために、その対策を議論している人々がいる。


一方、税金は最大の利権財源だから、利権側にとっては増税そのものが目的であり、そのことでいろいろな触肢を延ばし、権限を拡大できるので最終目標はそこだと指摘する意見もある。その手段として財政状況が圧迫している事を国民に訴えている。


故に健全策の論議は本気になってはやらないだろう。何故か? 本当に財政が健全になったりすると最終目標である増税がすぐには出来なくなってしまうから。


という意見がある。なるほどそうかもしれない。そう考えると政府の不思議な動きに合点がいく。これではバケツの底が抜けているのでその修復から始めなければならないと必死になって訴えている人々とかみ合うはずがない。

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