2025年11月30日日曜日

時合2


 


今日は3回ヒットで3尾とも釣り上げた

ルアーはやはりどれでもヒットするという訳ではなかった

今回使ったルアーは前回と同じものではないが大きさと形は同じサイズのものであった この二つのルアーは全く違う動きをするルアーである おそらく重要なのは捕食している小魚のサイズと同等であることだろう 前回釣ったものを捌いた際に胃袋の中を確認したが反応あるルアーサイズと同サイズの小鰯が数匹入っていた

ヒラスズキの寿司も旨いのだがそれよりこの魚はアラの潮汁やお茶漬けの方が合う魚であると個人的には感じる

2025年11月25日火曜日

時合い


 昨日はよく反応があった 釣れたのは2尾 1.5kgと1kg

他に4回くらいのヒットがあったが取り込み中にフックアウトした

この季節になると時合いになるのか楽しい1日だった それでも全てのルアーに反応があるわけではなかった 特定のルアーとアクションに反応の偏りがあった

海は風が少し吹いていたが天気は良かった 寒くはなく快適な釣り日和だった

新月三日月

2025年9月15日月曜日

狼と羊

 ある地域に住む狼はその地域に住む羊の数をコントロールしながら狩をする一方、羊の方はそこにある草原を残らず食んでしまう

リンゴと肉とでは原子のレベルでは物質的に同じものだという 原子の構造は原子核とその周りにグルグルと回っている電子とから成る リンゴと肉、両者の違いは原子核の構成数、その周辺を飛び回る電子の数とが違うだけなのである 

リンゴの原子核というものや肉の原子核というものが存在する訳ではない 全く同じものでありそれを構成する数が違うだけだということだ 例えばイメージしやすく言うと 酸素はOの数が2個であり、オゾンはOが3個のように同じOであっても数によって物質が違ってくるとイメージすれば分かりやすかもしれない このことは岩であっても植物であっても肉であっても全ての物質に共通だそうだ

原子核の構造は陽子と中性子とから成る 更に陽子を構成するのが量子と成っているという構成だ 実はもっと下にも層があるが量子で留めておきたい 科学のことは良くわからないが不思議な世界で面白い 今話題となっている量子のことを聞くとこれまで聞いてきた不思議な現象がそこに隠されているようにも聞こえてくるからだ

前回、イワシの群れ=絡合=量子もつれのことを書いた イワシは人間より絡合の緊密性が高いようである カンパチに襲撃されたイワシの群れはその後一瞬にして元の群れの形に戻る 個人的なイメージであるがそこに量子もつれによる力が作用しているに違いないと考えている

量子の作用をイメージしやすくするために稚拙な例え話で申し訳ないが小麦粉の話をしてみたい うどん パン お菓子などは全て同じ小麦粉で作られている食品だが見た目が違う(原子核の場合と同じ)もし小麦粉に変化を与える何かが生じた場合を想定すると、それらの小麦粉食品は全て同じような影響を受けて反応してしまうだろう(繰り返すが量子の伝わり方のイメージを分かりやすくするための例え話である)

人間の細胞も原子核レベルでは皆同じ物質である AさんとBさんとの違いはもっと上層レベルにある塩基配列=DNAで決まる 人間は同様に原子核もその下の陽子も更にその下の量子も全く同じもので構成されている 個々人の違いはDNAだけである 

そして人間には第六感や虫の知らせなどの不思議な現象が見られる もし人間がイワシのように絡合の緊密性をまだ残していれば第六感などというボヤけたネーミングではなく確実にその能力に見合った名称が付けられていただろう

人間にも時々は第六感や或いは距離を隔てた人間同士に直感的な思いつきや行動などを同時に起こさせる量子もつれによる現象を時々生じさせてくれる能力がまだ残っていると考えられる ミーム現象もその一つである

羊と草とでは遺伝子距離が遠く量子の緊密性も少し遠い存在なのかは知れないが狼と羊とでは同じ哺乳類であるので原子核や電子の数はほとんど同じでものと考えられ量子もつれを共有できる関係が緊密である可能性がある

狼は群れが生存できるために必要な羊の数を計算して調整している訳ではもちろんない 羊の群れの数と狼の群れの数との相対性を量子のもつれの力によって緊密性を持って伝えられているとイメージすると狼がどうして羊の数を調整しながら狩ができるのかを説明できるのではないだろうか これを狼の本能と呼ぶかもしれないがこの本能こそが実は量子もつれの働きに依るものと想像する

猿を霊長類と呼ぶようになったのはダーウィン以後かもしれないがそれよりも昔から人間は量子レベルで猿を人間と同類であると本能のどこかで感じとっていたんじゃないだろうか


2025年8月14日木曜日

絡合 らくごう

 絡合というのは群れを形成している中にあって、その群れに存在する目に見えない相関関係と理解していた

その絡合を英語で言うとEntanglementと聞いた時は少し驚いた なんで?

Entanglementというのは直訳すると「もつれ」である

そういえば絡合には絡むという文字が入っている それには気が付かなかった

絡合は具体的には「イワシの群れ」「ヌーの群れ」とか言われるように生き物が群れていて共存している状態を指す

カンパチがイワシの群れに突撃した時にイワシの群れはその群れを形成している形を一瞬崩すが形はまたすぐ元に戻る この時、個々のイワシに意思の伝達は行われていない(と思う) これが冒頭に書いた目に見えない相関関係である

では 絡合はなんでEntanglementと英訳されるかというと それは「量子のもつれ」を指しているからであると説明されて益々頭の中がもつれてきた

量子というのは我々の周りに遍く存在している ニュートンの万有引力も最終的にはまだ物が落ちることについて解明できていないとされている「物体はなぜ落ちる」のかもこの物の周りに存在する量子によって将来的には解明できるのかもしれないと言われている(そうだ)

この量子のもつれによって遠く距離を隔てている物質間の情報を瞬時に伝えることができるともされている 何年か前にホモサピエンスという本の中で著者のユーヴァル・ハラリ教授がミームというのに言及されていたのをこのブログの中でも取り上げたことがある 音楽など耳で伝わる情報が遠く離れてる地域間で同時発生的に生まれることがある 音楽だけではなく知識についてもそうである これが量子のもつれとどうも関係があるようだ

人間で言うと第六感とかデジャヴュなんかもその量子のもつれに関係しているのではないかと想像する カンパチに襲われたイワシはこの量子のもつれでお互いに連絡し合っているのか、それとも群れそのものが量子の中では一つの生き物として存在するのかはわからない ある地域で木の実の実りが少ないと別の地域でも動物の出生率が下がると言われる現象もこれに関係していると考えられる

絡合の概念が量子のもつれに関係しているとは驚いた Entanglementと言うそうだ

お盆に酒饅頭


最近は酒饅頭をよく作る 

お盆でもあるしお供えもしよう

見た目はあまり良くないがふんわり感も良いし酒の風味も香ってなかなか旨い

カルカンも近々試してみたいと思っている


2025年8月10日日曜日

7月30日 双六岳

 

今日の予定は三俣山荘を出発した後、先ず三俣蓮華岳に登りそこから稜線歩きを続け双六岳に登頂する
お昼前には双六小屋に到着するのでそこで昼食をとる予定だ
その後、弓折乗越までの稜線歩きを経て鏡平小屋まで行く そこが今回最後の小屋泊となる

写真は三俣蓮華岳下の巻道との分岐点から稜線を見上げたところである これから稜線まで登り三俣蓮華岳に登頂する

三俣蓮華岳頂上 2023年に登頂してからの2年ぶりだ
手前に昨日に登った祖父岳、その奥に一昨日に登った水晶岳、左側にあるのは薬師岳だ
薬師岳の手前に見えるなだらかな台地が雲の平となる

三俣蓮華岳から撮影
2023年に登った黒部五郎岳が見える 手前のコルに黒部五郎小屋があるがここからは見えない


双六岳登頂 2860m
ここでカメラのバッテリー残量がなくなる
交換しようとザックを探したがない 家に置き忘れたか

これから双六台地へ降りて台地の稜線を槍ヶ岳に向かって歩くコースが控えている
登山者の間では「天空の滑走路」と呼ばれ有名なコースだ 
下図のような感じ

やっぱり写真を撮りたいので、登山道脇でザックをひっくり返してバッテリーを探してみたがない どこかの小屋で落したか、或いは家に置き忘れたか(正解は家に置き忘れた)

この後、双六小屋まで降りて五目ラーメンを食べる
そこを出発して2時過ぎには鏡平小屋に到着 そこで宇治金時かき氷で体を冷やす

翌7月31日は5時半に小屋を出発して新穂高ロープウェイバス停に9時半頃に到着し下山終了
中崎山荘で温泉に浸る このお湯は好きだ 夏でもゆっくり入ることができた

飛騨高山行きのバスの時間があるのでここでゆっくりとお昼をとる時間的余裕がない
ロープウェイ駅舎内のラーメンを食べ、バスに乗り込む

高山で何か旨いものを食べようと思って探してみたが木曜日の2時過ぎ、どこも休みだ 仕方なく駅の立ち食いのようなところでうどんとおにぎりを食う 高速バスに乗り込み名古屋駅に着いたのが5時半過ぎ 中部空港駅行きのホームに着いて発車時刻までの15分の間にホーム内にある吉野家で牛丼を食う 本当は名古屋の味噌カツとか食いたかったな

空港の搭乗口に着いた時は搭乗が既に始まっていた 搭乗口に着いてから15分後に飛行機は離陸した
慌ただしい帰路だったが2025年の登山はこれで全て無事終了した



2025年8月9日土曜日

7月29日 祖父岳

 

水晶小屋を出発をして祖父岳に向かう途中
左端の山が鷲羽岳、右端が祖父岳、真ん中がワリモ北岳
手前の窪んだところが昨日弁当を食べたところ
これからワリモ北をトラバースした後、岩苔乗越に降る


昨日 熊が出没した辺りに雷鳥の親子が遊んでいた 親鳥の手前に雛鳥が2羽
熊なら緊張が走るがこういう光景は疲れを癒してくれるので歓迎だ

ワリモ北分岐 ここを降れば岩苔乗越だ

岩苔乗越で少し休憩し、水とナッツ類で体の補給を行った後、祖父岳を登り始める
ミヤマダイコンソウの花だと思う 足を止めてくれる

続いてチングルマ 歩が進まない

祖父岳登山の中途から撮影
正面の山が三俣蓮華岳 左に途切れているのが鷲羽岳 右に途切れているのが祖父岳
左手前から鷲羽岳と祖父岳とからなる沢が黒部源流である
鷲羽岳と三俣蓮華岳とのコルに三俣山荘が小さく見える 今晩の宿だ
これから祖父岳登頂の後、そのまま反対方向へ降り雪渓が見える辺りを下り黒部源流に降りるつもりだ

またまた チングルマの花畑に足を止められた
小さく残っている雪渓が消えた後、新しいチングルマが花を咲かせる
秋までに花を咲かせることができるのだろうか

チングルマの花畑

左が鷲羽岳 正面に槍ヶ岳が霞んで見える
その手前が明日の帰り道である三俣蓮華岳から双六岳に至る稜線 明日はこの稜線を歩く



祖父岳頂上
後ろに槍ヶ岳そして笠ヶ岳が見える
祖父岳頂上は平たい台地となっており、北アルプスの山々が360度のパノラマで楽しめる

祖父岳からの眺望

2023年は右端の更に右にある太郎平小屋から北ノ俣岳を経由して正面の黒部五郎岳、そして左端のコルにある黒部五郎小屋まで1日で走破した その時は小屋にたどり着く前からもうヘトヘトになっていた

ヘトヘトの原因はシャリバテだったと思う 弁当を作ってもらわず携行した食料を食うつもりだったのだが小屋到着時間を気にしてそれを食わずに歩きながらお菓子を食べただけだった そのことが原因で夕方近くになるともう体を動かすことができなくなるほどだった

今回はその時の教訓があったので食糧補給には気を遣った

後ろに水晶岳が見える
祖父岳は2825mの山 登りやすく眺望がよく 自然が豊かだ

雲の平と山荘が眼下に見下ろせる 後ろには薬師岳 良い山だ

祖父岳から雲の平と黒部源流方面との分岐まで降り黒部源流方面へのコースをとる
ちょうど分岐のところでカルフォルニアからきた若い女性に会った

彼女はジャーナリストのようであった 雲の平山荘に2週間滞在して登山者へのインタビューを続けていると言っていた 登山と環境についてインタビューをしたいと申し入れがあり、時間はあったので引き受けた 30分ほどだった インタビュー内容は何かに載せると言っていたが雑誌なのかネットなのかはわからなかった

彼女と握手をして別れ、しばらく歩いていると先ほど降りてきた祖父岳の斜面にチングルマの花畑が現れた

鷲羽岳 ワリモ岳 その手前の沢=黒部源流 
ここから急な下り坂が始まる 2023年の際には登りだった 辛かった記憶はまだ残っている

黒部源流 幸いに濡れずに渡渉ができた
2023年の時も水嵩はこの程度だったと思う

この谷から20mくらい高いところの登山道に熊の糞があった 成獣のものだったが今日のものではなかった この後どこだかは忘れたが子熊の糞も見た それは新しくその日のものであった

三俣山荘
ここで昼飯を食う 13時くらいだったかな
今日の山行は終了
ビールを飲みたいが飲むと寝てしまう 寝ると夜が眠れない コーラでガマン